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追加の工事について

先週末は桜が咲いた後とは思えない、とっても寒い陽気でした(*_*)

体調管理が大変ですね(゜-゜)

 

さて今回は、既に建っているお墓に手を加えるお話を…

今から20年くらい前、新たにお墓を買う人は、ご不幸があってから買う人よりも、生前に建てておく人が圧倒的に多かったのですが、生前であるがゆえに現実味が湧かない...といったこともあって、なんとなく流れでお墓が出来上がった…というような方も少なくありません。

そして、忘れた頃にいざ使うとなると、お墓の仕様が希望に合わない!なんてこともままあります。

納骨や法要の打ち合わせ中に『ウチの墓は「塔婆立」ってある?ない?』という話になり、(もちろん卒塔婆を用いない宗派も宗教もありますが…)付けていた(あるいはセット販売だった)場合もありますが、あえて付けなかった(と思われる)こともあります。

お墓を建てるときは信仰をどうしていくかなんて深く考えていない…元気だし若いので具体的に考えられなくて当然なのですが…余分にお金もかかりますので、「使わなければ(お寺に塔婆を頼まなければ)いいんでしょ?」とか、「そんなの必要なの?」といった感じだったのかなぁ…と思われます。

納骨といえば、四十九日の法要と同日にすることが多いのですが、その打合せで、塔婆は立てて当然…という感じのことをお寺や親戚に言われたりして、そういうものなのか…と認識を持ったり、当日に塔婆を持ってきて初めて塔婆立が無いことに気づく(!)場合もあります。

その他、離婚等の事情から石塔の彫刻を変更したいとか、ローソク立てを付けてくれ、等々、相談はいろいろありますが、実際に受注した仕様変更では、塔婆立て追加が一番多いのではないかと思います。

先日も黒川光墓苑で塔婆立追加の依頼があり、結果として大掛かりな作業になりました。

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着手前の写真を撮り忘れました…まずは付属品をどけて…

作業箇所を横から見ると

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こんな感じです。

背中がコンクリート擁壁ギリギリなので、ウマく当該部品だけ外れるかが問題です。ダメだった場合は、石塔も全部取り外して塔婆立てを設置することになります。

…で、結局、目地は切れたものの、巧く外れないので、石塔も外すことに…

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ここまでバラせばスーッと部品が外れるかと思ったら…

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そんなに甘くなかった…

部品を壊して取り外すことに…

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メチャメチャ有害です!

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なんとか外して、いよいよ設置です

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塔婆立てを設置して墓石を戻します

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完成!

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バッチリです◎

 

余談ですが…

この案件は、石塔を取り外したことによって、現代の施工法でやり直したことになります。

だからといって、石塔の取外し・設置の追加請求は出来ませんので、お客様にとってはお徳だったんじゃないかなぁ?と思います。

 

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